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不景気に強いビジネスモデルとは? [仕事]

第1回 不景気に強いビジネスモデルとは? | R25
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000005643/part/2
より抜粋

「ビジネスモデル」ってそもそもどんな意味なの?
「ビジネスモデルとは、簡単にいえば“商売の方法”です。なかでも“儲ける方法”というニュアンスが強いですね」

「ビジネスが成り立つためには2つの条件があるんです。まず1つ目は『お客が存在すること』。個人・企業と、誰に対してモノを売ってもいいんですが、商売としてやっていくには“需要”がなければならない。つまり商売として成立するだけのお客が必要なんです。お客のことを市場(マーケット)といい、お客を獲得するための活動のことをマーケティングといいます。お客を見つけ出すこと、そしてお客のニーズをよく知ることがビジネスの第一歩です。もう1つは『コストが成立すること』。商品やサービスを、お客が買ってくれる価格で提供できることが大切です。コストを成り立たせるための仕組みのことを『オペレーション』といいます」

「たとえば『コーヒー1杯を100円で買いたい』という、お客のニーズがあるとします。そのニーズに応えるためには、コーヒー1杯の原価や、人件費、コーヒーを入れるパッケージなども含めて、100円以内で提供する必要がありますよね。これが120円かかっているにもかかわらず、100円で売ったら、“商売(=ビジネス)”ではなく“奉仕”になってしまいます」

「そう。その80円の予算でおさえるための方法論を“オペレーション”というんです。これがうまくいっていない会社は儲かりません」

「しかし儲けるためには、もう1つ気にしなくてはいけないことがあります。それは同業他社との競争です。ここでも、やはりオペレーションが重要なんです。さきほどのコーヒーの話であれば、コストを80円におさえるだけでなく、『味の向上』であったり『さらに安く』という、お客を魅きつけるための方法論です」

今までの話をまとめると、ビジネスモデルが成立するための条件は、“マーケティング”と“オペレーション”の2つ。それに加えて同業他社との競争に勝つためのシステムが確立していること。すなわち「儲けの法則」=ビジネスモデルということなんですね。


「ビジネスモデル」を表す「B to B」とか「B to C」って何だ?

各業種ビジネスモデルマトリックス.jpg
図版制作/辻章良


各業種別ビジネスモデルの大まかな配置図。現在のビジネスモデルは「モノを売る」「サービスを売る」と一概に区切られるものではなく、たいていの業種が、「モノ」と「サービス」の両方を扱っているのだ
世の中には様々な職種や企業がありますが、儲けの仕組みが、それぞれ違うのでしょうか? そこでビジネスモデルの種類について考えてみたいと思います。経営コンサルトの小屋さん教えてください。ビジネスモデルをジャンル分けすると、どのようになるのでしょう?

「ビジネスモデルを大きく2つに分けると、モノを提供する商売(A)とサービスを提供する商売(B)に分けられます。Aを代表するのは自動車などの製造業や建設業。Bは、宿泊・販売・レジャー・金融・情報・教育など、一般的にサービス業と呼ばれているものですね」

言われてみれば、我々が普段、お金を払って買っているのは“具体的に形に残るモノ”と、“形には残らないサービス”の2種類。

「それぞれの特徴ですが、Aが設備投資など大きな経営資源が必要で、大きな投資で大きく儲けるタイプ。対してBは、極端にいえば、人(従業員)がいればいい。サービスを提供するビジネスは、人の感性・知識・能力に大きく依存したものなんです。うまくすれば、小さな投資でも大きなリターンが期待できます」

ところでビジネスモデルには、ほかに種類とかないんでしょうか?

「先ほどと別の軸で分ければ、“川上”と“川下”という考え方もあります。川下はスーパーや百貨店など最終消費者とじかに接するビジネス。対して川上は実際にモノを作るメーカー、そのさらに川上には原材料を生産する鉱業や農業などがありますね。一般的に川上と川中は、B to B(Business to Business)といわれる企業間取引のビジネスで、川下はB to C(Business to Consumer)、企業と個人の取引です」

ビジネスモデルには、“モノを提供するビジネス”と“サービスを提供するビジネス”があり、また別の分け方をすれば、企業間取引が主となる“川上のビジネス”と、消費者とじかに取引をする“川下のビジネス”があるということのようです。

つまり具体的に言えば、半導体メーカーは、“モノを提供する川上のビジネス”。魚屋さんは“モノを提供する川下のビジネス”。学習塾は“サービスを提供する川下のビジネス”と分類できるわけですね。


今の時代だからこそ、新しい強いビジネスモデルを考えていくことが大切なのかもしれません。
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